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生地・織物の種類

生地と一言でいってもたくさんの種類があり、生地によっての特徴や、違いは分かりづらいものですよね。

ここでは生地・織物の種類について解説していきたいと思います。

• アイリッシュツイード

アイリッシュツイードとはアイルランド産紡毛のツイードの総称です。

白い経糸と黒、茶、グレーなどの暗い色の緯糸を用いたホームスパン調のツイード。

織糸には太さにムラのある紡毛使いでラフスティックな表情があります。

主産地ドニゴール州の名前から、ドニゴールツイードとも呼ばれるが、こういった風合いを持ったアイルランド産のツイード生地を指すこともあります。

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• アイリッシュポプリン

アイリッシュポプリンとは経糸に絹糸、緯糸に羊毛糸を使った薄手ポプリンで、

もともとは中国で作られ、これを模倣してアイルランドでも作るようになったのもです。

イギリスのブランド「Atkinsons」のアイリッシュポプリンを使用したレジメンタルストライプのネクタイが有名ですよね。

現在では、アイルランド産の麻、または綿の薄手シャツ素材を指して言う事もあります。

• アイリッシュリネン

アイリッシュリネンとはアイルランド産のリネン(亜麻布)の事です。

アイルランドはリネンの産地として世界的に名高く、高品質で知られています。

春夏物のテーラージャケットなどによく使われています。

• アイリーン

アイリーンとはアイリーンツイルとも言い、裏地の一種です。

1/2の綾織で、経糸に綿の90番手程度の双糸緯糸に30番手のアルパカ糸を使った織物です。

• 空羽

空羽とは約2ｍｍから4ｍｍの間隔で経糸を通さない個所を作り、縦方向に細い筋を付けた透け感のある薄い面の平織物です。またはその透け感部分の事を空羽という事もあります。

ボイル生地が使われ、ピケボイルはこの手法によるもので、空羽ピケとも呼ばれています。

• アストラカンクロス

アストラカンクロスとは羊の毛皮に似た柔らかい巻き毛を表面に集めたウール織物です。

アストラカンとは中央アジアに生息するカラクール種のヒツジの事です。

モヘアなどの光沢のある糸を用い、表面の輪やけばを渦巻き状、もしくは玉状に仕上げたものをいいます。

• アートピケ

アートピケとはピケの内横方向に波形の畝のある物をアートピケと呼ぶ。

この畝の形は色々と変化させることが出来、通常のピケと異なった組織で織り、変化のあるピケ柄が作られます。

畝の立体感とコシの強さ肉厚感がある中に、サラッとしたコットンの感触と、通気性があり、ピケ同様にスポーティーな夏向きの服地としてワンピース、スーツ、スカート、スラックスなど広い用途で使えます。

• アーミュア

アーミュアとは横畝や綾、細かいジャガード柄など、凹凸感のある織物。

アーミュアは「鎧」の意味で、表面の質感が鎧帷子に似ていることからこの名で呼ばれています。

絹織り物が主流でしたが、現在では様々な混紡の物もあります。

ドレスやスーツに用いられる他、黒く染めた絹織物は蝶ネクタイや喪服などによく使われています。

• アムンゼン

アムンゼンとは梨地織物の一種。1930年に愛知県で開発された日本独自の織物です。表裏共にやや粗いしぼ状になっているのが特徴です。

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