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ウールの特徴とお洗濯

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  • 2020/12/11

ウールの特徴とお洗濯

【ウールとは?】

ウール、wool、羊毛。
羊さんです。
動物繊維の中にはアルパカやカシミヤ、アンゴラなどもありますが、今回はウール、羊さんの話を。

ウール、いいですよね。重厚感があって、個人的にはウール100%のスーツやコートを着用した時なんてピリッと背筋が伸びる気がします。
ノムラテーラーでは秋冬にたくさんの種類のウールが入荷しますよ。お値段も実に様々にご用意しております。

◆圧縮ニット◆
ウール100%のニットをぎゅっと圧縮させています。切りっぱなしでもほつれにくい所も人気の生地

◆英国製ハリスツイード◆

経年変化を楽しみたい上質なウールで仕上げた一生もの

◆ツイード◆

毎年定番と言っていいほどに新商品がでるツイードはパンツやジャケットワンピースなど様々な用途があります。

【ウールの特徴といえば?】

まず第一に【あたたかい】ではないでしょうか。冬の衣類にはウールが人気ですよね。
でも良いところはそれだけじゃないんです。

《ウールのメリット》
◯空気を多く含み熱伝導率が低い・・・冬は温かく、夏は涼しい
◯吸湿性がある・・・汗をかくことで蒸れたり冷えたりしない
◯型くずれしにくく、シワになりにくい・・・シワになったら蒸気を当てれば簡単にとれるので、スーツやコートにもってこいですね
◯静電気が起こりにくく、汚れがつきにくい
◯色褪せ、色落ちしにくい
◯抗菌・消臭効果

ざっとあげるとこんな感じですが、良いところ盛りだくさんで、何より天然素材で肌に優しいのが嬉しいところ。
冬のセーター、夏のスーツに一着は仲間入りさせたいものです。

でもどの素材にしても言えることですが、欠点だってあります。
《ウールのデメリット》
◯水洗いすると縮む、フェルト状になる
◯アクリルなどの化学繊維に比べると高い
◯保管時に気をつけないと虫に食われる
などです。
特にお洗濯のしやすさは普段着ているものだと重要視したいところです。

例えばスーツやコート。
しょっちゅう洗うものではないうえ、先に上げたように汚れにくいため、シーズンが終わる頃にクリーニングにだすのが安心です。

基本的に水洗いで縮みます。なのでノムラテーラーでも、お洗濯は?と聞かれたらドライクリーニングまたは、クリーニングに出すことをオススメしています。
でもセーターやカーディガン、普段着ているものはお家で洗えると嬉しいですよね。そこで「どうしても洗いたい!自宅洗いの方法」をご紹介します。

【ウールを自宅で洗うには?】

自分のお洋服に付いている洗濯表示には必ず従ってくださいね。

●それではおしゃれ着洗い用中性洗剤をいれた、30度以下のぬるま湯を用意しましょう。

この時に柔軟剤を一緒に入れると縮み防止の効果もあるので利用するといいと思います。
そこへ畳んだ状態のお洋服を入れます。

※この時、洗濯用ネットに入れるとなおGOOD!

●両手で上から優しく押し洗い
2~30回ほど、浮いたら押しての押し洗いをし、同じ温度のぬるま湯ですすぎます。すすぎも同様に、上から優しく押し洗いしてください。

洗いとすすぎでゴシゴシもみ洗いをすると、縮みや型くずれの原因になります。必ず優しく押し洗いを。

すすぎが済んだらかるく抑えて水気をきり、バスタオルなどでくるんで水分を取る
洗濯機や脱水機にかけたり、ぎゅーっと絞ったりすると型くずれの原因になります。

●日陰で平干し
色落ち、変色を防ぐため、干す時は日陰が鉄則です。また綺麗に形を整えて平干しすることで、型くずれやシワを防ぎます。

以上が最小限に縮みを抑える自宅洗いの方法でした。
ちょっとくらい縮んでも大丈夫な、普段使いのセーターなんかは手洗いで、
奮発して買った高いウールのジャケットはクリーニングに出す、というように上手に使い分けするのがオススメです。

ウールのお洋服が着たいけど、手洗いかぁ、なんだかめんどくさそう…そんな方にはこちら。
「ウォッシャブルウール」
その名の通り洗えるます。防縮加工がされており、ざぶざぶ洗っても心配なしです。

ノムラテーラーではウール100%はもちろん、ウォッシャブルウールもその他混紡のものもたくさんあるので、好みやデザイン、シーンに合わせて選んでくださいね。

 

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